エリザベス・ゴンザレス氏の誤審に対する海外の反応は?
この誤審のせいで永山竜樹選手は一本を取られ、抗議しても判定が覆ることもなかったため、日本のSNSは大炎上しました。
ですが、海外はどういう反応だったのでしょうか?
エリザベス・ゴンザレス氏の誤審に対して、SNSではこのような声が上がっていました!
This referee should be banned from the judo world forever.
(この審判員は柔道界から永久に追放されるべきだ。)
This referee, ignored the rules , awarded the win to that Spanish-Judoka without Judoship It was a dirty judo match, very far from fair and square.
(この審判はルールを無視し、柔道の資格のないスペイン人柔道家に勝利を与えた
それは公正とは程遠い汚い柔道の試合だった。)
Elizabeth Gonzales. I wonder if she even knows the rules. She’s made so many wrong decisions. The International Judo Federation should expel her.
(エリザベス・ゴンザレス。彼女はルールさえ知っているのだろうか。彼女は間違った判断を何度もしてきた。国際柔道連盟は彼女を追放すべきだ。)
The referee made a mistake and is not fit to referee judo. She should stop being a judo referee and be permanently stripped of her qualifications.
(審判員はミスを犯し、柔道の審判員としてふさわしくない。柔道の審判員としての資格を永久に剥奪されるべきである。)
エリザベス・ゴンザレス氏の世紀の大誤審に対しては、海外でも批判の声が多いようですね。
審判の資格をはく奪すべきという厳しい意見もありました。
確かに、このオリンピックに向けてこれまで生きてきた選手にとって、誤審で金メダルに届かなかったという結末は無念すぎます。
エリザベス・ゴンザレス氏のSNSはすでに特定済で、批判のコメントが次々と投稿されています。
悔しく思う気持ちも分からなくはないですが、SNSへの心無い誹謗中傷はしないようにしましょう!
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エリザベス・ゴンザレスの永山竜樹に対する誤審審の内容
では、『世紀の大誤審』と言われるエリザベス・ゴンザレス氏の永山竜樹選手への誤審はどのようなものだったのかをご説明します。
パリオリンピック男子柔道60キロ級の永山竜樹選手(日本)対フランシスコ・ガルリゴス選手(スペイン)戦でのことです。
世紀の大誤審
①永山竜樹選手が内股を仕掛ける
②ガルリゴス選手がそれに対して寝技に持ち込む
③ガルリゴス選手が永山竜樹選手に締め技を仕掛ける
④審判から「待て」がかかる
⑤永山竜樹選手は「待て」を聞いて力を抜く
⑥ガルリゴス選手は「待て」が聞こえず締め技を続行(悪魔の6秒間)
⑦永山竜樹選手畳に倒れこむ
⑧審判が永山竜樹選手が落ちていることを確認
⑨ガルリゴス選手の一本勝ち判定
動画を見てもらえれば、これが誤審であることがすぐに分かると思います。
審判の「待て」がかかった後も締め続けたガルリゴス選手、それを制止しなかったエリザベス・ゴンザレス氏。
どちらにも問題があると思いますが、ガルリゴス選手が「待て」の声が聞こえなかったというのが本当なら、審判であるエリザベス・ゴンザレス氏がガルリゴス選手を止めなければいけませんでしたよね。
もちろんガルリゴス選手の一本などにはならず、むしろガルリゴス選手に反則負けか指導を与えて当然の場面でした。
この誤審がなければ、試合はどうなっていたのか分かりません。
ガルリゴス選手を倒して金メダルを獲得したカザフスタンのスメトフ選手についての記事はこちら
応援に来ていた奥さんに、金メダルをかけている姿を見せられたかもしれないと思うと悔しいですよね。
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エリザベス・ゴンザレスのプロフィール
エリザベス・ゴンザレス氏のプロフィールを簡単にご紹介しますね。
名前:エリザベス・ゴンザレス・オロスコ
(Elizabeth Gonzales Orozco)
生年月日:1987年4月21日(37歳)
国籍:メキシコ
エリザベス・ゴンザレス氏の国籍はメキシコで、なんとパリオリンピックの審判の中で最年少なんだそうです。
若くしてオリンピックの審判を任されるとなるとかなりの経験があるのでしょう。
もともと柔道経験者で、審判は18歳から行っているのですでに18年のキャリアがあります。
それでもこんな大誤審をしてしまうというのは、とても残念ですね…。
また、メキシコというと、思い出すのが同じパリオリンピックバスケットボールで河村勇輝選手のファールの誤審をしたブランカ・バーンズ氏です。
ブランカ・バーンズ氏はメキシコ系アメリカ人でした。
男子バスケットボールでのブランカ・バーンズ氏の記事はこちらにまとめています。