毎年お正月には鏡餅をお供えしますよね。
地域によって多少の違いはありますが、基本的には1月11日が鏡開きです。
お正月にお供えすると鏡餅には神様が宿ると言われていて、鏡開きで鏡餅を開いて残さず食べることでその力を授かり、一年間の無病息災を願うのです。
我が家ではいつもおしるこにして頂きます♪
この記事では、鏡開きでおしるこを食べる理由、おしるこ以外のアレンジ方法、地域ごとの鏡開きの日程などをご紹介します。
鏡開きでおしるこを食べる理由や意味は?
鏡開き=おしるこですよね。
今まで特に疑問に思わずにおしるこ美味しいとしか思っていなかったんですが、おしるこである理由って何かあるんでしょうか?
実は、おしるこにして鏡餅を食べるのには昔からの理由があったんです!
その理由は小豆。
小豆には、魔除けや邪気払いの意味があって、新しい一年を健康に過ごせる過ごせるようにという意味が込められているのだそうですよ。
おめでたい時お赤飯を炊くのに通じるものがありますね。
鏡開きの時のルール、決まり事
鏡餅は前年の12月28日ごろから飾るご家庭が多いと思います。
1月11日までお供えするので、おおよそ2週間くらい飾ることになります。
当然、乾燥してかっちかちになります。
ですが、鏡餅には神様が宿っているので、包丁で切ると神様とのご縁を切ってしまうので縁起が悪いとされています。
まず手や木槌で割ってある程度小さくしてから、食べやすいサイズに包丁を入れましょう。
しばらく水につけておくと切りやすくなりますよ。
また、鏡開きになっても鏡餅を食べずに放置していたり、ましてや捨ててしまったりすると神様のご利益もなくなってしまうので絶対NGです!
鏡餅を包丁で切る
鏡開きになっても鏡餅を放置する
鏡餅を残す、捨てる
鏡餅をおしるこ以外で食べるレシピ
わたしは甘いもの大好きなのでおしるこ何杯でもいけるんですが、家族は1杯でもう限界だそうです。
確かにおしるこって甘いもの苦手な人には少しきついですよね。
でも、別に全部をおしるこにする必要はないんです、鏡餅。
お雑煮でも、砂糖醤油でも、きなこ餅でもなんでも。
私が好きなレシピは
・トースターで焼いて砂糖醤油
・水にくぐらせてレンジで柔らかくしてきなこ餅
・レンジで柔らかくしてチョコレートを包んでチョコ餅(おススメ!)
我が家では私がどんどん食べるので、餅が余ることがありません♪
鏡開きの日程は?地域ごとで違う?
一般的に鏡開きは1月11日です。
毎年同じで、変わることはありません。
神様がいらっしゃる1月7日までを松の内といって、鏡開きはその松の内が明けた1月11日に行います。
江戸時代では、鏡開きは1月20日に行われていましたが、三代将軍徳川家光の月命日が20日でそれと重なってしまったために11日になったと言われています。
関西地方(大阪や京都)では、松の内を15日としている地域もあって、その地域では15日や20日に鏡開きを行うこともあるようです。
京都の一部では1月4日に鏡開きをする地方もあるとか!
まとめ
鏡開きでおしるこを食べる理由は、神様が宿っている鏡餅をいただくことで一年の無病息災を願う、というものでした。
おしるこに入っている小豆には魔除けや邪気払いの意味があるので、鏡開きではおしるこを食べるんですね。
鏡餅を包丁で切る、鏡開きになっても放置する、鏡餅を残す・捨てるはNGです!
次の鏡開きでは、ルールを守って、家族の健康を願いながらいただきましょう。